「てっくらんち」はじめました

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はじめに

メリークリスマス!(早い)
レバレジーズ株式会社エンジニアの村本です!

12月も半ばに差し掛かり、ようやく冬らしい天気になってきました。皆様はどうお過ごしでしょうか。
我が家では電気カーペットを購入したのですが、あれは人をダメにしますね。最高です。

ということで、Leverages Advent Calendar 2019 11日目の記事です。

今回は、有志のエンジニアで開催している勉強会「てっくらんち」についてご紹介したいと思います。

TL;DR

  • ランチの時間に勉強会を始めました
  • ゆる〜い雰囲気作りを目指しています
  • 発表希望者が増加中...!
  • Youtube Liveで配信する(かも)...!?

「てっくらんち」ってどんな勉強会?

お昼にやっているゆる〜い勉強会です。

毎週金曜日に開催しており、社内エンジニアの発表をお昼ごはんを食べながら聞くスタイルの勉強会です。
発表者は毎回一人で、発表時間は15分〜30分程度、質疑応答も含めると30~45分ほどの内容になっています。

ジャンルは様々で、エンジニアの生存戦略的な内容から、Dockerの踏み込んだ話まで、技術に関する内容であれば何でもOKな形をとっています。
発表者も様々で、あらゆる部署のエンジニアや、フリーランスでJoinされている方、支店や外勤のエンジニアなど、社内の多くのエンジニアが参加しています。

この勉強会の目的としては「お昼の時間を使い、自分が知ってる技術を自慢して、社内の技術力を底上げをしよう!」というものを掲げています。
元々社内の勉強会には、エンジニアミートアップという社内のエンジニア全員が集う会があり、そこに発表枠が設けられていたのですが、発表ハードルが高く、開催頻度が低いことから、発表者が少なく、社内でのアウトプットがあまり活発ではない印象でした。

そこで、お昼の時間にローカルな場で勉強会を開催することで、発表ハードルを下げ、アウトプットの場を増やそうというのが「てっくらんち」の成り立ちです。

運営は有志のエンジニア数名で行われており、2019年7月頃から始めて累計16回開催されました。

ちなみに「てっくらんち」はひらがなで固定しているのですが、名前の由来も以下のようにかなりゆる〜くベンチャーらしい素早い意思決定がされています。

chat

「てっくらんち」のる〜る

「てっくらんち」では堅苦しくならない程度で、会の目的や存在意義がズレないように3つだけルールを定めています。

1. 発表者は次々回の発表者を指名できる権利を持つ

勉強会を重ねるにあたって発表者が固定化されることを防ぐために、発表者には次々回の発表者を指名できる権利を持たせています。

俗に言う「いつものメンバー」だけでやっている勉強会では参加しづらく、そういう勉強会はメンバーの意思が弱くなった時点で衰退していきます。このルールを定めることで、発表者の新陳代謝を促し、参加しやすく続きやすい勉強会になることを意図しています。

またこのルールでは、知り合いのエンジニアから指名されることになるため、普段アウトプットの少ないエンジニアも発表しやすくなるのではないかという狙いもあります。
実際に、自分から発表したいです!と手を挙げるより、知り合いから「お前のこの話聞きたいから話してよ〜」って言われる方が気持ちが楽ですよね。

とはいえ、いきなり「次はお前だ m9(^Д^)」とか言われて揉めても困るので、予め「指名するかも」ということを指名予定者に伝えることを推奨しています。

実際にこのルールを運用してみて、新卒エンジニアや、普段前に出て話すことの少ない人が発表者になっていたりするので、想像以上にうまく機能しているように思います。

あと、嬉しい誤算としては、当初は隔週開催予定だったのですが、発表者希望者が増えたことにより、毎週開催に切り替わりました 😆

2. 堅苦しくしない (お昼だもんw)

これは会の雰囲気を定めつつ、発表のハードル下げるために設けているルールです。
折角お昼ごはんを食べながら発表を聞くので、殺伐とした空気にするのではなく、一エンジニアとして、技術を楽しめるような会にしたかったという思いがあります。
発表者としても殺伐とした空気より、和やかな雰囲気の方が話しやすいですよね。

とはいえ、外部の発表の練習として真剣なフィードバックが欲しいという方もいますので、発表者のリクエストがある場合には答えるように柔軟な対応をしています。

ただ、正直これはまだ完璧には機能できていないと思います。
やはり発表を聞くとなると発表者以外喋らないので、少々堅苦しい空気になってしまいます。
この空気を打破するために、発表スライドにコメントを流してみるなどアイディアでの解決を考えています。
最終的には発表中に良い野次が飛ぶくらいゆる〜い雰囲気になれば良いなと思っています。

3. チャレンジングな姿勢を忘れない

折角アウトプットのハードルが低い勉強会なので、失敗や間違えを恐れずに、大胆な意見が出やすいようにこのルールを設けています。
正確な情報をアウトプットするのはとても良い事ですが、自分の意見や思いを伝えることも同じく重要だと考えています。自分の意見をアウトプットする際には、反論やマサカリなどが飛ぶ恐れがありますが、ローカルな場でご飯を食べながらアウトプットするようなゆる〜い場所では、失敗をしても大した痛手にならないし、むしろ大胆に自分の意見を披露することで今までなかった視点からフィードバックを貰える可能性も出てきます。

また、フィードバックに関しては質疑応答の時に貰えなくても、同じ職場で働いている社員同士なので、雑談のタイミングや社内のチャットツールの中で貰えたりします。なので、発表に対する意見はかなり貰いやすい環境であるということは実感しています。

質疑応答やフィードバックで技術的な議論が活発にされるのが理想です。

実際の様子

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まとめ

アドベントカレンダーの11日目ということで弊社の勉強会をご紹介いたしました。
ランチタイムローカルな場で行うことで、アウトプットのハードルを下げつつ発表者を増やす仕組みを作っています。

また、実際に4ヶ月程運用してみて、以下のような傾向が見受けられました。

  1. アウトプットする人が増えた!
  2. 社内エンジニアの技術スタックを知る良い機会になった!
  3. 全然知らない技術に触れる機会が増えた!

個人的な感想としては、一人のインプットには限界があるので、自分が深堀りができていない技術や体験できていない技術を、身近な社内のエンジニアを通して学ぶことができるのは最高だと思っています。
(人間の集合知ってすごい...!)

今後について

「てっくらんち」は既に次々回まで発表枠が埋まっており、引き続き開催する予定です。

また、徐々にアウトプットの範囲を広げていくことも検討しています。
その第一歩として、Youtube Liveでの配信を検討しています。

元々、支店や外勤のエンジニア用にMeetを使ってストリーミング配信を行っていましたが、アーカイブが残らず、参加できなかった場合の救済策がありませんでした。そのような流れから、Youtube Liveで見逃し配信を可能にし、シェアしやすいようにしようとしています。
また、Youtube Liveに移行することで、外部公開が可能になるので、内容によっては公開するなどして、徐々にアウトプットの範囲を広げていく計画です。

ということで、今後も「てっくらんち」を通して技術力の底上げに寄与しつつ、もっと盛り上がるように努力し続けていこうと思います。

We Are Hiring

レバレジーズでは「てっくらんち」のような社内での勉強会や「ヒカラボ」という外部の講師を招いたパブリックな勉強会も開催しております。
また、最近では横浜に開発拠点ができるなど、新たな働き方も創出しています。
弊社に少しでも興味を持っていただいた方はご連絡いただけると幸いです。

https://recruit.jobcan.jp/leverages/

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