【イベントレポート】「BIT VALLEY -INSIDE- Vol.1」を開催いたしました!!

はじめに

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左から 村本 阪上 家坂

メディカル事業部のKTです。 先月の26日にBIT VALLEY -INSIDE-が弊社セミナースペースにて開催されました。

初回ですが、50人近い方にご参加頂きました。 ありがとうございました。

コミュニティの運営として、弊社CTOの森實が参加していることもあり、初回のイベントでは弊社社員が3人登壇させていただくことになりました。

BIT VALLEY -INSIDE- とは

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BIT VALLEY -INSIDE- とは、渋谷界隈にオフィス(やお店)を構える企業が発起人となり、若者の登壇の場や共創の場、ネットワーキングなどを目的とした場の提供をするコミュニティです。

詳細はこちらを御覧ください🙋 melev.leverages.jp

blog.samuraikatamaris.red (森實のブログより引用)

今回のイベントは、2部制になっており、第1部は持ち時間25分の発表でした。 第2部は、LT大会で各々思いの丈を5分でお話しいただきました。

今回はそんなイベントの第1部をメインにレポートしたいと思います。

第1部

カスタマーサクセスから考えるサービス成長

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(レバレジーズ株式会社 マーケティング部 家坂光弥)

弊社マーケティング部の家坂からは、サービスの成長におけるカスタマーサクセスの重要性についてのお話でした。

www.slideshare.net

カスタマーサクセスとは、「顧客の継続率、LTVを最大限に引き上げる活動である」と、カスタマーサクセスの定義について述べた後に

サブスクリプションモデルのAdobeの成功事例を例に上げ、

  • 利用者層が広がる
    • 高額買い切りから少額課金モデルに切り替えるため
  • リリースがスピーディになる
    • 頻繁にリリースが可能であるため
  • 収益の安定
    • 前月の売り上げから売り上げが想定しやすいため
  • 離脱(チャーン)を防ぐ
    • ユーザの利用状況を細かく監視して適切なアプローチができるため

という4つの成功要因を挙げ、サブスクリプションモデルにおいては特にカスタマーサクセスが必要であるということに言及されていました。

また、質疑応答では

「ユーザーの成功状態の定義は?」という質問を会場から頂きました。

それに対して、家坂からは

「ユーザーの状態によって違うので、最初にカスタマージャーニーで定義をする」

という回答をしました。

ここから、カスタマーサクセスとはユーザー一人1人によって成功の定義が異なるため、実践がかなり難しい一方でしっかりとユーザーと向かい合うことで継続率にダイレクトに反映されるので特にサブスクリプションモデルのビジネスに必要なアプローチであることがよくわかりました。

機械学習と統計データが切り開くミライ

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(レバレジーズ株式会社 マーケティング部 阪上晃幸)

弊社マーケティング部の阪上からは、蓄積されたデータをHR領域のサービスにどう活用しているのか、あるいは、どう活かしていくことが可能なのかというお話でした。

www.slideshare.net

データの使い方として、

  • 予測
    • 登録時のデータやアクセスログを元に、転職熱が高いかどうかを判断
    • 広告配信の意思決定に利用
  • 意思決定支援
    • SNS広告がサービスのブランディングに効果的であるか計測
  • 問題発見
    • 蓄積されたデータを分析に活用
    • (音声ログデータが溜まっているので何か活用できないかという問題ありきの利用方法)

の3つの使い方をしているようです。

EC系や旅行系のような短期間に何度も利用されるようなサービスとは違い、成果が出るまでの期間が長い(ログインや利用頻度が少ないため)という苦悩もありつつも、インパクトの大きな「予測」、「意思決定支援」、「発見」に上手く利用していくことで、それぞれの関係者にとって役に立つものを提供していくことができるようです。

また個人的に2つ目の「意思決定支援」の背景として同期の成果を証明してあげたいという、同期思いなデータの役立て方をしているのが印象的でした。

ベンチャー企業のインフラを運用して学んだ99のこと

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(レバレジーズ株式会社 メディカル事業部 村本雄太)

弊社エンジニアの村本は、ベンチャー企業のインフラを運用した際に学んだことを紹介してくれました。

speakerdeck.com

今回のお題目は、

  • 自動化のすゝめ
  • ユースフルなサーバー構成を作る方法
  • サービスを継続的に動作させるためには

の3本立でした。

全体的に、人がやらなくても良いことをシステマチック(コード化や自動化) に行うことで簡単なミスを減らしたり、属人化を防ぐことができるようにするということでした。

サービス運用者にとっては当たり前ですが、サービスを一秒でも止めないために、できるだけミスがないようにしておくことはもちろん、起こった原因をすぐに特定し、対応できる環境であることも重要だなと考えさせられました。

第2部

第2部のLTは、5分という限られた時間を使って思いの丈をぶつける時間です。

Alexaアプリを開発した話や、本番環境をぶっ壊した話。 それから、React開発から学んだ責務の話や、また元バーテンダーの方がIT業界に転身して感じたことなど、みなさんそれぞれが魅力的な発表をしてくださいました。

全ての内容を紹介しきれなく残念ですが

  • ryurockさん
  • 373.3さん
  • Ryo0815さん
  • nagatatomoさん
  • wataruscriptさん
  • tyoshikawaさん

ご参加ありがとうございました。 次回以降のLTも募集しておりますので、我こそはという方がいらっしゃればよろしくお願いいたします。

おわりに

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いかがでしたでしょうか? エンジニアリング、マーケティングも営業も混ざって行うイベントに参加するのは初めてだったのでとても新鮮でしたが、職種を超えたコミュニケーションが生まれる場としてとてもよいコミュニティが生まれたなと参加して感じました。

今後も月に1回ペースでイベントを開催していく予定ですので、興味があればぜひご参加ください。

また、Facebookにコミュニティページもございますので、ぜひチェックしてみてください。 https://www.facebook.com/bitvalleyinside/www.facebook.com

ありがとうございました。