はじめに
お久しぶりに更新です。KTです。
これから2~3回に分けて、Leveragesのエンジニア組織についてご紹介できればと思います。
第1回目は、月に1回行われるエンジニアミートアップについてです。
目次
- エンジニアミートアップって何?
- 具体的にどんなことしているの?
- おわりに
エンジニアミートアップって何?
エンジニアミートアップとは、各事業部のエンジニアが集まり、現状報告や全体周知をする会です。
月に1度、約1時間ほどの短い会ではありますが、様々なコンテンツを持ち回りで運営しております。 全エンジニアが参加し、事業部間での知の共有を目的としております。
具体的にどんなことしているの?
過去に行ったコンテンツは、こんなものがあります。
- 今月入社のメンバー紹介
- イベントの周知
- 月に1度、BIT VALLEY -INSIDEというイベントを開催しているので、そちらの詳細について
- 発表練習の場
- 持ち寄り勉強会
- 各事業部の困りごと、やってること共有
この中から、いくつかを詳しく紹介させていただいます。
発表練習の場
まずは、登壇前の練習の場としてこのミートアップの活用です。 外部の登壇機会がある人が、この場を使って発表練習をする時に使われます。
単に登壇者の発表練習としての機会以外にも、知の共有といったメリットもあり頻繁に実施されているコンテンツの1つです。
例えば最近では、JAWS Days 2019に登壇したメンバーが、登壇前に練習の場としてこのミートアップを使っていたり、
過去にはTwilioのMeetupに登壇したメンバーのレビューが行われたりもしました。
持ち寄り勉強会
持ち寄り勉強会も開催されたりもします。 個人単位や、事業部単位で得意な分野を他のエンジニアに共有する場として使われています。
例えば、フロントエンドのベストプラクティスについて持ち込みで、勉強会を開いてくれたり、
事業での取り組みを他事業部に展開するにあたって、前段階で勉強会を予定してくれたりと、個人や、組織単位で知の共有を行う取り組みもなされています。
各事業部からの共有
最近からですが、「各事業部の困りごとや、力を入れているところ」の共有を追加し、各部署が何をしていて、何に困っているのかを全員が把握できるような機会を作り出すことができました。
そもそもなぜそんな機会が必要かというと、自分以外の部署がやっていることを把握できなくなってきたからです。
- メンバーも増え部署内で完結することが多くなってきたこと
- 結果、部署内でのやりとりは多くなったが、他部署とのやりとりは減った
- 働くオフィスの階や、場所自体が異なるためリアルなコミュニケーションが減った
- Slack上の表面的な情報だけでは他部署の事例を知ることは難しい
この結果、他の部署が前にやっていたことを再度実装するようないわゆる「車輪の再発明」が起こる状況にありました。
そこでこのミートアップで、各部署の現状を共有することによってこうした負をなくしていこうというのが目的です。
まだ、初めて間もない取り組みなので具体的な成果は見えませんが、参加しているメンバーの満足度は高かったようです。
おわりに
まだまだ取り組みとしては、始まったばかりで内容に関してもこれから精査されていくことになると思いますが、参加している側の所感として、他事業部の取り組みを知る機会は大切だと感じました。
例えば、よく言われている車輪の再開発のように他部署で利用されている技術をうまく利用したり。 サービスによっては同じようなフェーズを経験することになるので、そうしたときの「転ばぬ先の杖」的な状態を会社全体で保っていけることで、開発スピードを加速させ事業に貢献できる開発組織を作り上げる事ができると思います。
それ以外にも、外部で登壇する人が増えてきて「自分もやりたい!」と競争心を燃やしてくれる機会であったりと、個々人の成長にもうまく働いているように思います。
参加者自体の満足度を担保するためにも、定期的なコンテンツの見直しも行われています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 次回は、エンジニアの作業環境などについての記事をお届けできればと思います。